日本薬剤師会は2013年度学校薬剤師部会全国担当者会議を23日、都内で開き、村松章伊部会長が今年度の部会活動について報告した。くすり教育の充実に向けた啓発資材の作成や若手の学校薬剤師育成に向けたモデル事業展開、技術的な資質向上のため来春に2日間かけ研修会を計画していることなどを紹介した。また、藤原英憲担当常務理事が、今年度の負担金徴収に向け、その基礎となる部会員名簿作成への協力を改めて求めた。質疑応答で藤垣哲彦副会長は、来年度の負担金についても、日薬総会での決定事項としながらも今年度と同額を予定しているとした。
今年度の重点課題は、[1]学校薬剤師のビジョン実践[2]部会名簿の整備[3]くすり教育の充実[4]薬物乱用防止、ドーピング防止等、各種啓発資材等の検討[5]広報活動の強化[6]薬学生実務実習への協力[7]研修会等の見直し[8]若手学校薬剤師の育成――となっている。