東京生薬協会と東京薬事協会は、22日から25日までの4日間、東京中央区本町の昭和薬貿ビル2階で「第5回くすりの歴史展」を開催した(中央区教育委員会等の後援)。「文化財が語るくすりの原点」と題し、江戸末期からの薬に関わる貴重な資料類が多数展示・紹介されたほか、各日とも講演会が行われるなど、多くの来場者で賑わった。
東京薬事協会・岩城会長があいさつ
初日のオープニング式典では、テープカットなどが行われ、主催者を代表して東京薬事協会の岩城修会長が「東京薬事協会では、今回展示している薬に関わる重要な資料の収集・保管を任務の一つとしている。これら資料をこうした機会に皆様にご覧いただき、薬に対する様々な知識等を広めていけたらと思っている」とあいさつした。