経済産業省の2018年3月分の商業動態統計(速報)によると、ドラッグストア販売額は5295億円、前年同月比で見ると8.5%の増加となった。経産省によると「36カ月連続の増加」で、店舗数の増加が全体の伸びを下支えしているという。
商品別に見ると、「調剤医薬品」が14.0%の増(373億円)で、伸び率が最も大きかった。調剤併設型の店舗が増えていることなどが主な要因とみられる。また、訪日外国人観光客の影響で、「ビューティケア(化粧品・小物)」が11.6%(811億円)と高い伸びを示したほか、食品を中心とした店舗の出店が増えていることに伴い、「食品」が9.6%(1419億円)の増となった。