診療記録や画像データ活用
慶應義塾大学メディカルAIセンター(K-MAIC)と理化学研究所革新知能統合研究センター(AIP)は、医療分野の人工知能(AI)に関する共同研究を行うことを盛り込んだ連携協定を7月10日付で締結したと発表した。慶大医学部と同大学病院が所有する基礎医学データ、診療記録に保存されているテキストや画像データを活用した研究を進めることとし、今月から具体的内容を検討する方針だ。
K-MAICは、慶大医学部と同大学病院が蓄積させた研究・臨床データを最先端のAI技術で研究を行い、成果を生み出すために設立されたもの。連携協定を結ぶのは今回のAIPが初めてとなる。