帝人ファーマは、睡眠時無呼吸症候群の経鼻的持続陽圧呼吸療法(CPAP)を受ける患者向けの情報提供サービス「CPARTNERS(シーパートナーズ)」を開始した。CPAP療法導入初期に「問い合わせが多い質問と解決策」「治療器の手入れ方法」などをメールで情報提供し、取り扱い方法については、ウェブサイトを通じてイラストや動画を提供することで、機器に対する疑問を解決していく考えだ。
CPAP療法をめぐっては、利用者が機器本体やマスクの取り扱い方法に戸惑いを感じて、同社のカスタマーセンターに問い合わせるケースが少なくないという。2004年に患者向けのカスタマーセンターを開設し、電話を通じたサポートサービスを展開してきたが、昨今ではインターネットサービスの拡大やスマートフォンなどデジタルデバイスの普及が進み、ウェブサイトやメールでの情報提供のニーズが高まっていた。