日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)は、エスエス製薬が発売中の第1類医薬品「アンチスタックス」〔写真〕の適切な販売を支援する業界マニュアルを作成し、20日に会員企業へ1万冊を発送した。JACDSでは「業界を挙げて販売強化に取り組み、今後のスイッチOTC拡大の弾みにしたい」とする。
エスエス製薬が6月に発売した「アンチスタックス」は、日本で初めての“軽度の静脈還流障害による足のむくみ”を改善する内服薬。2007年3月の厚生労働省医薬食品局審査管理課長通知で、西洋ハーブを有効成分とする医薬品承認申請ルールが定められたが、その第1号として一昨年1月にダイレクトOTCとして製造販売承認を取得した、日本で初めての“西洋ハーブ医薬品”でもある。