明治薬科大学は22日、東久留米市のサテライトキャンパスで附属薬局の開局記念式典を開いた。久保陽徳理事長は、「われわれの最大の使命は、優秀な薬剤師を育て、社会に輩出すること。大学附属薬局に求められるニーズを的確に捉え、地域医療に貢献できる優れた薬剤師の養成を目指すと共に、地域の中核薬局として、地域住民に対する健康管理や在宅医療の拠点としての役割を果たしていきたい」と式辞を述べた。
附属薬局は、収益を目的としない大学の付随事業として、薬学教育を実践しながら、地域に根ざした薬局づくりを目指すことが目的。「地域住民の健康管理ステーション」と位置づけ、保険調剤にとどまらず、在宅医療や抗癌剤調製、OTC薬も取り扱ってセルフメディケーションを進めていくことにしている。