奈良県立医科大学(奈良県橿原市)は、今月1日付で漢方医学薬学に関する教育・研究・診療活動などの充実や、県民の健康増進、地域活性化を推進することを目的に「大和漢方医学薬学センター」(センター長吉岡章氏、奈良医大理事長・学長)を設置した。7日には橿原市の大学施設に関係者を集め、キックオフセミナーを開催した。
あいさつで吉岡センター長は「奈良県では“漢方のメッカ推進プロジェクト”を立ち上げて事業をスタートしている。この中で、奈良医大として漢方医学薬学に関する研究、臨床、さらには漢方に精通した医療人の育成などを進めていきたい」と抱負を述べた。