厚生科学審議会感染症部会は20日、鳥インフルエンザA(H7N9)の2類感染症への追加等を盛り込んだ感染症対策の見直し案を了承した。厚生労働省は、次期臨時国会に感染症法の改正法案を提出する予定。
見直し案では、鳥インフルエンザA(H7N9)、中東呼吸器症候群(MERS)の新たな感染症を2類感染症に指定し、患者の入院措置等を引き続き可能とすることとした。鳥インフルエンザAについては、今後も新たな血清亜型の2類感染症相当の鳥インフルエンザが発生することが予想されるとし、機動的な対応が可能となるよう政令で血清亜型を規定することを検討すべきとした。