英アストラゼネカとスイスのロシュは、開発中の非小細胞肺癌(NSCLC)治療薬「AZD9291」について、血漿検体を用いたコンパニオン診断薬開発の提携契約を結んだ。
「AZD9291」は、野生型上皮成長因子受容体(EGFR)には作用せず、EGFR変異と、EGFRチロシンキナーゼ抵抗性による「T790M」変異の双方を阻害する不可逆的阻害剤。EGFRチロシンキナーゼ阻害剤による前治療後に、病勢進行が認められたEGFR変異陽性、T790M耐性変異陽性のNSCLC患者に効果を発揮する。
英アストラゼネカとスイスのロシュは、開発中の非小細胞肺癌(NSCLC)治療薬「AZD9291」について、血漿検体を用いたコンパニオン診断薬開発の提携契約を結んだ。
「AZD9291」は、野生型上皮成長因子受容体(EGFR)には作用せず、EGFR変異と、EGFRチロシンキナーゼ抵抗性による「T790M」変異の双方を阻害する不可逆的阻害剤。EGFRチロシンキナーゼ阻害剤による前治療後に、病勢進行が認められたEGFR変異陽性、T790M耐性変異陽性のNSCLC患者に効果を発揮する。