英グラクソ・スミスクライン(GSK)は南アフリカを拠点とするグローバルジェネリック薬メーカーのアスペンと戦略的提携し、アスペンが新設する日本法人「アスペンジャパン」がGSKの長期収載品をオーソライズドジェネリック(AG)として日本市場で販売すると発表した。アスペンジャパンは2015年末までに事業を開始する予定。
GSKは日本で主力製品に属さない長期収載品の販売権をアスペンへ移管し、浮いたリソースを呼吸器、中枢神経、皮膚科などの重点領域の新製品へ振り向ける。まずは、抗菌薬「オーグメンチン」など4製品が対象になる。日本での合計売上は13年実績で約20億円。さらに、これから特許切れを迎える製品も品目ごとに協議して順次アスペンへ移管する。