厚生科学審議会の指定難病検討委員会は13日、難病法に基づき医療費助成を開始する指定難病の第二次実施分に、皮膚疾患と遺伝子・染色体異常の疾患である、結節性硬化症やマルファン症候群など43疾病を追加することを了承した。既に神経疾病や難治性てんかんの疾患群で41疾病が了承され、3月末をメドに残り130疾病程度を決める予定。
新たに皮膚疾患では9疾病を決め、全身に良性の腫瘍が生じる結節性硬化症や、高齢者に発症が多く水疱やびらんが生じる類天疱瘡、メラニン合成の低下等により皮膚の白色化や視力障害を招く眼皮膚白皮症などを追加した。