副会頭に大高氏、奥氏ら
日本薬学会は代議員総会を25日、神戸市内で開き、2015~16年度の新会頭に太田茂氏(広島大学大学院医歯薬保健学研究院教授)が就任した。任期2年の副会頭には大高章氏(徳島大学大学院バイオヘルスサイエンス研究部教授)、奥直人氏(静岡県立大学薬学部教授)を選出した。任期1年の副会頭には、来春の第136年会組織委員長を務める伊藤智夫氏(北里大学薬学部教授)が選ばれた。
総会であいさつした新会頭の太田氏は「柴崎正勝前会頭がこの2年間、かなり積極的に薬学会の改革を行ってきた。これから先2年間においてもその方向性がぶれることなく、着実に進めていきたい」と強調。「薬学会の会員数はここしばらく減り続けている。なんとか魅力ある学会を再度構築することによって、会員減少を食い止め、増強に向かえばと思っている。いろいろな方策を考えて実行したい」などと抱負を語った。