【エーザイ/味の素】消化器領域特化の製薬企業‐「EAファーマ」設立へ

2015年10月21日 (水)

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握手を交わす味の素の西井孝明社長(左)と内藤晴夫CEO

握手を交わす味の素の西井孝明社長(左)と内藤晴夫CEO

 エーザイと味の素は、エーザイの消化器疾患領域事業を分割し、味の素製薬が承継することで新統合会社「EAファーマ」を設立すると発表した。株式はエーザイが60%、味の素が40%で2016年4月の発足を予定している。エーザイ代表取締役CEOの内藤晴夫氏は、15日に都内で記者会見し、「国内最大の消化器スペシャリティファーマを作るというメッセージがこの統合の最大の眼目」と強調。「両社が培ってきた資産を集約し、幅広い製品提供や新製品開発、ソリューションの生産性を向上させていく」と述べ、消化器領域に集中させたビジネスで持続的な成長を狙う。

 EAファーマは、資本金46億5000万円、エーザイからの出向者約180人を含めた従業員1250人で始動し、取締役会長には味の素製薬社長の長町隆氏、代表取締役社長にはエーザイ代表執行役の清水初氏が就任する。



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