厚生労働省の神田裕二医政局長は26日、就任後初めて専門紙の共同会見に応じ、後発品の数量シェアを80%に引き上げるに当たって、医薬品産業の競争力を強化するためにまとめた総合戦略に言及。「後発品の使用促進と合わせて、先発品メーカーの新薬開発力をいかに維持し、高めていくかが非常に重要な施策になる」との考えを示した。
神田氏は、骨太方針で決定された2017年央に後発品の数量シェア70%、18~20年のできるだけ早い時期に80%とする目標について、「非常に高い目標が掲げられた」としつつ、「それに向けて各方面の施策を実施する必要がある」との認識を述べた。