ドラッグストア大手のツルハホールディングスは、昨年6月にディスカウント業態「ビッグダウン」を茨城県日立市にオープン(ツルハドラッグからの業態転換)したが、鶴羽樹社長は「思った通りに、業績が伸長している。ローコスト・EDLP業態の開発、不採算店舗の再生モデル構築の観点から実験店としてスタートしたが、ローコストモデルを確立したと思う。今期(2014年5月期)は、2~3店舗を出店したい」とすると共に、「より少人数、ローコストで回る店舗オペレーションを考え、これを既存店に生かせる部分は生かしていく」とする。
今期の取り組みとしては、PB商品(「エムズワン」シリーズ)の拡充、化粧品教育体制の強化に向けたビューティスーパーバイザー(BSV)の本格稼働、新たな販促施策の導入、タイ国内における店舗網拡大──などを挙げている。