薬剤師、薬業界の統一候補として、自民党から比例区で出馬した藤井基之氏は、10日に投開票が行われた第24回参議院議員通常選挙で、党内比例13位の14万2132票を獲得し、3期目の当選を果たした。
藤井氏は、選挙事務所に詰めかけた支持者に謝意を示した上で、「医療、福祉、科学技術振興など、多くのことをやらなければならないし、皆さんと共にやらせていただきたい。その気持ちを改めて強く感じさせていただいた」と語った。
日本薬剤師連盟の山本信夫会長は、かねてから掲げていた「藤井氏を当選させる」という公約を果たせたことに安堵すると共に、「私を男にしてくれとお願いしてきたが、男になれた」と喜びを語った。