サンドは、抗CD20抗体「リツキシマブ」のバイオシミラー(BS)「GP2013」を国内申請した。各社から公表されている情報では、リツキシマブBSとして、国内初の申請となる。
リツキシマブは、CD20陽性のB細胞性非ホジキンリンパ腫などの治療に使われ、抗体依存性細胞傷害や補体依存性細胞傷害、アポトーシスによるB細胞の枯渇を作用機序とする抗腫瘍効果を持つ。サンドのBSでは、国内で既にヒト成長ホルモン製剤「ソマトロビン」、G-CSF製剤「フィルグラスチム」の2製品を販売しており、リツキシマブBSは三つ目の製品として申請した。