日本産婦人科医会は、風疹の流行に伴う先天性風疹症候群(CRS)の発症を防ぐため、日本産婦人科学会、日本周産期新生児医学会、国立感染症研究所と協力し、今月を“風疹ゼロ”月間として「“風疹ゼロ”プロジェクト」を展開している。
同プロジェクトは、国が2020年までに“麻疹排除”を目標として掲げているが、その年は東京オリンピック・パラリンピックが開かれ、世界中から多くの人々が訪れることから、その目標達成を念頭に置いたもの。20年までの毎年2月を、計画的な啓発キャンペーン月間としてワクチン接種推進活動を、行政や関係機関、学会等で行っていく。