厚生労働省は9日、検体測定室の届け出状況と薬局やドラッグストアなどで測定されている項目別の検体測定室数を公表した。今年1月1日現在で検体測定室の運営件数は1370件と昨年から210件増加していることが分かった。最も多く測定されていた項目はHbA1cの1000カ所(73.0%)、次いで中性脂肪が799カ所(58.3%)との結果で、糖代謝と脂質代謝の簡易検査を行っている検体測定室が多くを占めた。
厚労省によると、検体測定室の届け出状況は1月1日現在で全国1370件となった。届け出のあった検体測定室のうち、1346件(98.2%)とほとんどは薬局・薬店、ドラッグストアが占め、その他は駅構内などの商業施設となっている。