書類の提出先が変更に
厚生労働省は8月30日、第103回薬剤師国家試験の施行要領を公表した。試験は、来年2月24、25の両日、北海道、宮城県、東京都、石川県、愛知県、大阪府、広島県、徳島県および福岡県の9カ所で実施。合格発表は来年3月27日14時から行う。
今年度の国試から、これまで地方厚生局が担っていた受験の手続きに係る事務的業務が、民間企業に委託されるため、受験に必要な書類の提出先が地方厚生局から、東京・池袋の「薬剤師国家試験運営本部事務所」、全国9カ所にある「薬剤師国家試験運営臨時事務所」に変更されている点に注意が必要だ。
これに伴い、合格発表も、厚労省と各地の薬剤師国家試験運営臨時事務所などで行われることになる。合格者には合格証書を郵送し、合格者の受験番号は、厚労省ホームページでも閲覧できる。