国立国際医療研究センター病院AMR臨床リファレンスセンターは、薬剤耐性(AMR)対策の教育啓発資材を同センターのウェブサイトで公開した。学校薬剤師や薬局薬剤師が地域の小中高生や住民を対象に、抗菌薬の適正使用や感染対策の重要性を分かりやすく解説する資材として活用できる。
教育啓発資材は、「知ろうまもろう抗菌薬」と題して、細菌とウイルスの違いや抗菌薬の適切な使い方などを解説した15ページのスライド、約2分の動画、説明や持ち帰り用のA4サイズのリーフレットをセットにしたもの。同センターが運営している情報サイトで各ツールの概要を見ることができる。新たに設置した「AMR対策e-ラーニング」サイトではこれらをダウンロードできるだけでなく、活用事例なども閲覧できる。