第4次安倍改造内閣が発足し、副大臣・政務官人事が4日の閣議で決定した。厚生労働省の副大臣に、公明党国会対策委員長の大口善徳衆院議員と元厚労大臣政務官で自民党の高階恵美子参院議員を充て、政務官には、自民党の元厚生労働部会副部会長の新谷正義衆院議員と元衆議院厚生労働委員会理事の上野宏史衆院議員を起用した。
副大臣、政務官に就任した4氏は、4日の初登庁後に専門紙と会見した。医療・介護・子育て支援分野を担当する大口副大臣は、「人口構造の大きな変化に対応した国民皆保険制度を確保し、持続可能性を維持することが課題。全世代型の社会保障実現に向け、社会保障の基盤強化に全力を上げたい」と抱負を述べた。
労働・年金分野を担当する高階副大臣は、「働き方改革をはじめ、国民一人ひとりが豊かで安心できる暮らしを実現できるよう、大口副大臣の知恵をもらいつつ、根本厚労相を支えたい」とした。