2014年3月期中間決算・社長会見
日本新薬の前川重信社長は7日の決算会見で、MRのマンパワーを新製品群に集中させる傾向を強める考えを示した。血液がん、肺高血圧症領域を対象に能力試験を実施し、MRをベーシックからスペシャリティーまで3段階で評価する社内認定制度を今年度から開始。MRの資質を高め、これらの領域のプロモーション活動を充実させる。
同社のMR数は約650人。専門MR制度は構築していない。
ベーシック領域の1回目の試験を今月、営業本部の全スタッフを対象に実施する。その試験の合格者が次回はもう1段階上の試験を受けてステップアップする仕組み。半年ごとに試験を実施する計画だ。