【テバファーマスーティカル】武田と提携で新薬事業参入‐MS治療薬を国内で導出

2013年12月9日 (月)

ニュース

 テバファーマスーティカルと武田薬品が、多発性硬化症(MS)治療薬「グラチラマー酢酸塩(一般名)」の国内ライセンス契約を3月に結んでいたことが分かった。武田がテバから導入し、承認申請、販売を行う。テバは、武田との提携を通じてグラチラマーを投入し、国内の新薬事業に参入する。承認申請のメドが立ったことから、発表に踏み切った。

 再発寛解型MSの再発頻度を低下させる薬剤。インターフェロン治療後に再発した患者に対する効果が期待されており、世界55カ国で販売されている。テバが厚生労働省から要請を受け開発に着手。既に国内第III相試験を終え、承認申請の準備段階にある。



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