シミックホールディングスは2月末の取締役会で、JCLバイオアッセイが発行する第三者割当増資の全株式を取得する方針を決議した。既にJCL株の4・76%を保有しており、今回の増資引き受けによって持株比率が20・74%に達し、JCLを持分法適用会社とすることになる。
両グループは昨年5月、シミックHD傘下で分析化学サービスを手がける応用医学研究所と、バイオアナリシス分野で国内トップのJCLの強みを生かし、競争力を高めるために資本業務提携契約を締結。共同で新規顧客開発や既存顧客への新サービス提供に取り組むと共に、長期的なパートナーシップ構築について検討を重ねてきた。