【医療薬学会】利益相反開示を義務づけ‐9月年会から全発表者に

2014年3月10日 (月)

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医療薬学会が規程

 日本医療薬学会は、「利益相反マネジメント規程」を策定し、同学会が主催する年会や公開シンポジウム、講習会で発表者、学会誌への論文投稿者に利益相反の開示を義務づけることを決めた。研究の公正性を保ち、信頼性に疑念を持たれないため、利益相反を適切に管理することが必要と判断。9月に名古屋市で開かれる第24回年会から、全ての発表者に利益相反の開示を求める。

 規程では、理事や年会長、公開シンポジウム実行委員長等の役員、学術集会等での発表者、学会誌への論文投稿者等を利益相反を申告する対象者とし、役員等に対しては、過去2年間の全ての利益相反、発表者や投稿者に対しては、発表内容、投稿内容に関連する事項の開示を義務づけることにした。役員等に関しては、就任時か年1回、投稿者は論文原稿と共に利益相反自己申告書を提出する。学術集会等の発表者、講演者は、発表時に定められた形式で開示することと規定した。



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