子供が病気になった際に、何とかうまく薬を飲んでもらおうと、親としてはいろいろと工夫をすることもあるが、飲ませ方には注意したい点も少なくない。みどり薬局(東京台東区)では2月27日に、0~6歳の子供を持つママを集め、店内で「お子様への上手な薬の飲ませ方」をテーマにミニセミナーを開いたが、今回は同薬局で実務実習中の薬学生がメイン講師を務め、薬剤師がサポートする形を採用。分かりやすい説明はママたちに好評だったが、薬学生にとっても初のプレゼンは貴重な体験となったようだ。
みどり薬局代表の坂口眞弓さんは、台東区の浅草地区で地域に根ざした医療活動を行っている浅草薬剤師会の会長でもある。自らの薬局でも、かかりつけ薬局として近隣住民の健康アドバイザーとなることに努め、これまでも糖尿病など薬や疾患に関する様々なテーマで、小規模ながら薬局内でミニセミナーのような形で話す機会を設けてきた。