関西地区を中心に「キリン堂」「サーバ」「Jドラッグ」の店名でドラッグストアを展開するキリン堂(本社大阪市)は、新たにグループ全店(一部の調剤店舗を除く)で利用可能なポイントカードを、4月から順次導入する。現行のポイントカードは、キリン堂、Jドラッグ店舗のみで利用可能な「グッディポイントカード」(グッディポイント社が運営)で、同カードシステムに加盟する全国の他業態店舗でも利用が可能だった。今回この取り扱いを終了し、自社グループのみで利用可能な全店共通カードに移行するが、ポイント還元率を引き上げるほか、会員限定のサービスなども付加し、さらなる会員増加と顧客囲い込みにつなげる。
新カードの名称は「キリン堂グループポイントカード」(写真)で、全国のグループ300店舗超で共通のカードが利用可能になる。