【NPhA調査】訪問指導を3割が実施‐多い老人施設での算定

2014年3月12日 (水)

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 日本保険薬局協会(NPhA)は、在宅に関する情報を中心にした「2013年度会員管理薬剤師アンケート報告書」(14年調査)をまとめた。漸増傾向にあった訪問薬剤管理指導の実施比率は約3割で、13年調査に比べ大きく伸びた。また、実施状況を見ると「20件未満」が8割を占め、訪問指導を算定している薬局の半数が老人施設で「90%以上」算定していたほか、在宅患者に対しては12%が「常時出勤できる体制」を整えていることも明らかになった。

 調査は今年1月16~2月5日に、会員薬局の管理薬剤師を対象に実施。1859薬局(13年調査2133薬局)が回答した。回答薬局のうち処方箋集中度が70%超は1379件(75%)でほぼ前回調査と同様であった。応需処方箋枚数は2013年の1カ月当たり「2000枚未満」68%、「2000~4000枚以下」25%、「4000枚以上」6%。1店舗当たりの医薬品在庫数は1119・4品目、ジェネリック薬に限ると284・8品目で漸増傾向が続いている。

 訪問薬剤管理指導(在宅、居宅)の実施しているのは569薬局で全体の31%(13年調査16%)、12年調査では13%だった。



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