【薬学会年会】薬学研究奨励支援事業‐幅広い視点で対象院生選考

2014年4月1日 (火)

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柴崎正勝会頭

柴崎正勝会頭

 日本薬学会会頭の柴崎正勝氏(微生物化学研究会微生物化学研究所常任理事・化学系所長)は3月28日、熊本市で開かれた日本薬学会年会の会頭講演で、6年制薬学部の上に設置された4年制博士課程の大学院生らを経済的に支援する「長井記念薬学研究奨励支援事業」の本格的な運用を2015年4月から開始すると説明。今年8月末に支援対象者の募集を締め切り、11月末に決定するスケジュールを明らかにした。毎年度30数人を募集する見込みだ。全体的な研究の底上げを目的に幅広い視点で対象者を選考するとし、積極的な応募を求めた。

 同事業は、6年制薬学部の上に設置された4年制博士課程(薬学)の大学院生や、4年制学部の上に設置された2年間の修士課程を経て博士後期課程(薬科学)に進む大学院生を経済的に支援し、基礎薬学研究の水準低下をくい止め、活性化させるもの。



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