厚生労働省は、2012年度「インターネット販売製品の買上調査」の結果を公表した。インターネット上の個人輸入サイトで販売されていた、いわゆる健康食品を購入し、国立医薬品食品衛生研究所で分析した結果、109製品のうち半数以上の56製品から医薬品成分が検出された。厚労省は、医薬品成分が原因で頭痛などの健康被害を起こす可能性があるとして、個人輸入しないよう注意喚起した。
厚労省では、医薬品成分を含有する健康食品の流通実態の把握と取り締まりを行うため、01年から国内店舗で販売されている製品を購入して分析を行う「無承認無許可医薬品等買上調査」を行っている。