コンビニチェーン大手のファミリーマート(本社東京豊島区、ファミマ)は6月24日、全国18都道府県でドラッグストアおよび調剤薬局を展開するコクミン(本社大阪市、絹巻秀展社長)との一体型店舗を都内に出店した。両社は昨年11月に包括提携契約を結んでおり、今回が1号店となる。ファミマでは2012年5月のヒグチ産業を皮切りに、ドラッグストア、調剤薬局13社との提携を進め、一体型店舗はこれで23店舗目。ファミマでは「様々な立地での検証、ノウハウ構築も進んでおり、新規業態をスピードアップできる体制が整ってきた」(本多利範常務執行役員新規事業開発本部長)とし、今後もFCビジネスを推進していく考え。
一般用医薬品、約900種類
「ファミリーマート+コクミンドラッグ小岩駅前店」(東京都江戸川区西小岩1の23の13)は、JR小岩駅前の立地で、店舗面積は93・92坪、売場面積はファミマの標準型(40坪)より広い71・70坪。商品アイテム数は約9900で、うち一般用医薬品(第2類・第3類)約900種類を取り扱う。