ネットリサーチ大手のマクロミルは、全国の20~69歳の男女3000人を対象とした2013年の花粉症に関する実態調査の結果をまとめた。これによると、今年花粉症を発症した人は45%で、昨シーズン(41%)よりも増加している。花粉症の主な症状としては、鼻水、くしゃみ、目のかゆみが、いずれも8割以上となっている。発症者の半数が市販薬を利用しており、病院を利用した人は3割、両方利用した人は16%であった。
調査は今年5月2~5日に、インターネットで実施した。花粉症の発症に関しては、「昨年は発症しなかったが今年は発症した」が6・3%、「昨年も今年も発症した」が38・3%で、これらを合わせると今年発症した人は約半数(44・6%)を占める。なお、「昨年も今年も発症していない」という人は52・8%だった。