大阪府薬剤師会の藤垣哲彦会長は、一般薬のインターネット販売の原則解禁について、「9月までに消費者の安全を確保するためのルール作りが進められるので、きちんと見極める必要がある」との考えを示した。10日の定例記者会見で述べた。
藤垣氏は、まず、多数の与党国会議員の「利便性よりも安全性の担保をどうするのか」という声が全く官邸に届いていないと指摘した。その上で、「今後の政務調査会などで、初めて議員が意見を言える機会が出てくる」と述べ、「現在は途中経過である」ことを強調。「そこを過ぎても全面解禁になるようであれば、初めて机をひっくり返せばよい」と私見を述べた。