ドラッグストア大手のウエルシアホールディングスは1日付で、ウエルシア関東を存続会社として、高田薬局、ウエルシア関西、ウエルシア京都の各販社を統合し、新会社「ウエルシア薬局株式会社」を発足させた。事業会社3社の合併は、収益力のある「ウエルシアモデル」のグループ内での水平展開を加速させるのが狙い。
ウエルシアHDでは、ドラッグ&調剤・深夜営業・カウンセリング営業・介護──を柱とした「ウエルシアモデル」の確立と、グループ内への展開を進めてきた。中でも調剤併設率は、中核のウエルシア関東で7割を超え、さらにグループ各社への調剤拡大が進んでいる。出店は東北・関東甲信越・東海・北陸・近畿圏においてドミナント展開を推進しており、5月31日時点の店舗数は920店舗。