日本調剤は、患者本人や家族の服薬状況をスマートフォン(スマホ)やパソコンで管理できる、電子版お薬手帳サービス「お薬手帳プラス」を、10月1日から導入する。医療系ITベンチャー企業のメディエイド(東京千代田区)の協力を得て、独自に自社開発したもので、お薬手帳の本来機能に加え、ヘルスケア機器との自動連携など、ユーザー自身の健康管理をサポートする便利な機能を加えているのが特徴。サービス利用は無料。まずは首都圏および全国主要都市16店舗で運用を開始し、その後、年度内に全店舗に拡大させる考え。
日本調剤が開発した、電子版お薬手帳「お薬手帳プラス」は、お薬手帳の基本機能である薬の名称や用法・用量などの服薬情報を表示するのはもちろん、服用する薬剤情報の説明、ジェネリック医薬品の有無や差額を調べることも可能。インターネット環境があれば、スマホだけでなく、自宅のパソコンでも「お薬手帳プラス」のサイトを見られる。