【厚労省】ARBとACE阻害薬、妊婦への投与禁忌を周知‐安全性情報

2014年10月6日 (月)

ニュース

 厚生労働省は、9月30日、「医薬品・医療機器等安全性情報」(第316号)で、高血圧治療薬のアンジオテンシン2受容体拮抗薬(ARB)とアンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬の妊婦への投与禁忌を改めて周知した。

 安全性情報では、ARBとACE阻害薬の服用により、医薬品医療機器総合機構(PMDA)に胎児への影響が疑われる症例が2011~13年度にかけて28例63件報告されたことを掲載。両剤による副作用が疑われる事例は、羊水過少(10件)や早産(2件)、新生児腎不全(4件)、腎機能障害(2件)などで、胎児の死亡例も2件あった。このほか、胎児の発育不全や骨形成不全、肺低形成なども報告している。



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