【厚労省】9件が「データ信頼性に問題」‐臨床研究の追加点検で判明

2014年12月5日 (金)

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 厚生労働省は11月27日、国公私立大学や特定機能病院等に依頼していた臨床研究に関する追加の自主点検結果を公表した。不適切事案が発覚したディオバンに関する臨床研究が2002年に開始されたことを踏まえ、対象期間を00年4月~09年3月まで遡って点検したところ、介入研究のうち9件がデータの信頼性に問題のあったことが分かった。

 追加の自主点検の対象となったのは、附属病院を置く国公私立大学、特定機能病院、放射線医学総合研究所、国立高度専門医療研究センター、早期・探索的臨床試験拠点、臨床研究中核病院の117機関。前回は「09年4月以降に開始」としていた自主点検の対象期間を00年4月~09年3月に拡大。その間に開始した介入研究について、ねつ造や改ざん等のデータの信頼性に疑念が生じた場合、「研究活動の不正行為への対応のガイドライン」等に基づき調査が行われた臨床研究の有無や件数等の点検を求めた。



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