【東京工科大】褐藻類成分が潰瘍性大腸炎を抑制‐予防治療への応用に期待

2014年12月12日 (金)

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 東京工科大学応用生物学部の佐藤拓己教授らの研究チームは、褐藻類シワヤハズ由来の「テルペノイド・ゾナロール(ゾナロール)」が、潰瘍性大腸炎(UC)を抑制することを発見した。

 UCは、特にストレスが原因で炎症反応の暴走が起こり、その結果、大腸に広範な潰瘍が起こる疾患。患者数は2012年現在14万人程度で、1970年代以降著しく増加傾向にある。現状ではメザラジンやステロイド、抗TNF‐α抗体などの薬剤しか治療法がなく、これらに効果がない場合、大腸の切除や人工肛門での生活を余儀なくされるため、新たな薬剤治療法の開発が期待されている。



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