研修の外部評価機構設立へ‐病院薬剤師らが集結
薬剤師レジデント制度の発展に向けて様々な課題を解決するため、制度を運用する病院の薬剤師らが集結し、任意団体「日本薬剤師レジデント制度研究会」を発足させた。一定水準以上の研修が行われるように、各病院の研修プログラムの質を外部組織が評価、認証する仕組みを構築するなど、具体的な課題解決策の検討を進める。初代会長には、橋田亨氏(神戸市立医療センター中央市民病院院長補佐・薬剤部長)が就任した。
発足日は10月16日。既に同制度を運用している大学病院や公立病院、がん専門薬剤師の養成を目的とした薬剤師レジデント制度を運用している国立がんセンター関連病院の薬剤師、薬系大学教員ら17人が幹事に就いた。事務局は東京女子医科大学病院薬剤部が担当する。