薬系ボランタリーチェーン(VC)のジョヴィ(大阪市)は、取引メーカー・卸関係者ら300人以上を集め、大阪市内のホテルで賀詞交歓会を開催し、あいさつした高崎信太郎社長は、昨年12月末時点で加盟店舗数が過去最高の2357店舗となり、中間期売上高も過去最高となったことを報告した。また高崎氏は、今後の10年間を見据え、『ジョヴィチェーンはあなたの街のお薬屋さんとして貢献します』とのスローガンのもと、現在10年の長期ビジョンを策定中であり、4月から第1次中期経営計画をスタートさせる方針を明らかにした。
10年ビジョンについて高崎社長は「業界環境が変化する中で、薬剤師の専門性、多職種との連携、薬局の機能強化が求められてくる時代になっている。今を見据えてどうあるべきかを考え策定することとした」と説明した。具体的には、処方箋調剤を核として地域生活者の保健、衛生、医療、介護、美容分野にかかわり、気軽に相談ができ、問題解決ができる“ファーストコンタクト”の場となる薬局、これを目指すべき薬局と定め、推進していく考え。