武田薬品は、進行性非小細胞肺癌を対象に、パクリタキセルとカルボプラチン、経口抗癌剤「モテサニブ」の3剤併用療法を検討するアジア共同第III相試験「MONET‐A」を中止することを決定した。対照薬のパクリタキセルとカルボプラチン併用療法群に対し、主要評価項目の無増悪生存期間延長を達成することができなかったため。
今回の結果を受け、今後の開発方向性を検討する予定。
「MONET‐A」は、日本・韓国・台湾・香港の進行非扁平上皮非小細胞肺癌401例を対象に実施された無作為化二重盲検プラセボ対照試験。