【メディシス/阪神調剤HD】新会社「H&M」を設立‐流通コスト抑制・効率化目指す

2013年7月10日 (水)

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 医薬品ネットワーク事業と調剤薬局事業を中核とするメディカルシステムネットワーク(メディシス、田尻稲雄社長)が、業務提携先の阪神調剤ホールディング(岩崎壽毅社長)と準備を進めていた合弁会社「H&M」が、1日に設立された。新会社は、医薬品仕入れおよび流通の共同取り組み、医療機器の共同購入、不動在庫の消化を主たる目的とする。両社では、今回の合弁設立について「大規模な医薬品取扱高を誇る事業体が誕生したが、単にバイイングパワー追求により価格を下げることが主目的ではない。医薬品卸と適宜連携し、経済合理性に基づいた価格形成を早期に実現する仕組みづくりを行い、わが国の医薬品流通の効率化実現につなげたい」としている。

 メディシスの「医薬品ネットワーク事業」は、調剤薬局・病医院には医薬品卸との間で行う価格交渉の代行、合理的で経済的な発注システム・在庫管理システムの提案、決済業務の省力化・コストダウンのメリットを提供する。医薬品卸には配送コスト・与信管理コスト削減と一括決済による作業の合理化のメリットを提供するのが特徴。



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