【EPS/コニカミノルタ】イメージング試験で提携‐抗癌剤の効き目を画像評価

2015年4月10日 (金)

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左からコニカミノルタのヘルスケア事業本部・薗田正幸氏、イーピーエス・田中尚社長、イーピーエスCRO事業本部・北川亜希子氏

左からコニカミノルタのヘルスケア事業本部・薗田正幸氏、イーピーエス・田中尚社長、イーピーエスCRO事業本部・北川亜希子氏

 イーピーエスとコニカミノルタは、臨床試験でPETやCT、MRIなどの医用画像を通じて医薬品評価を行う「イメージング試験」に関する提携を開始した。医用画像で実績を持つコニカミノルタでは、医療機関約1万2000施設と接続したITシステムの基盤を強みに、イーピーエスとの連携でイメージングCRO事業に本格参入する。今後両社は、イーピーエスが受託した抗癌剤治験で画像判定支援業務の仕組みを確立し、評価精度を高め、治験実施期間の短縮やコスト削減につなげる。イメージングCROと国内大手CROの連携モデルを作り上げ、日本発国際共同治験でも協業していく方針。

 画像評価を用いたイメージング試験をめぐっては、バイオマーカーを有効性指標とした臨床試験が増え、米FDAも推奨するガイダンスを発出するなど、医薬品開発での重要性が高まっている。抗癌剤治験の有効性評価項目では画像評価がほぼ必須となっている。主に第II相試験で行われるケースが多いが、第III相試験での導入を検討する製薬企業も増えている。



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