キリン堂ホールディングスグループとして、関西を中心に国内327店舗のドラッグストアなどを展開するキリン堂は4日、大阪市中央区に初のインバウンド(訪日旅行客)対応の都心型店舗「心斎橋OPA店」をオープンした。同店舗は、大手旅行業者のエイチ・アイ・エス(本社東京新宿区)が、大阪ミナミの人気商業施設「心斎橋OPA(オーパ)本館」の8階フロアに同日開設した日本最大級の訪日旅客専門フロア「OSAKA TOURIST INFORMATION CENTER」のテナントとして出店。『訪日旅行客が楽しくお買い物できるお土産店舗』というコンセプトのもと、新業態店として積極的に取り組みを進めていく構えである。
井村専務取締役が意気込み語る
今回の「心斎橋OPA店」の出店について、キリン堂の井村登専務取締役は「これまでの地域生活者を対象とした店舗ではなく、訪日外国人という日本に居住しない人を対象とした新たなマーケットができつつある。今後も訪日外国人に増加が見込まれる中、新業態としての可能性を秘めており、これら需要に挑戦していきたい」と意気込みを語る。