政府の健康・医療戦略推進本部が策定した「医療分野研究開発推進計画」を検討する専門家会議が17日に開かれ、日本医療研究開発機構(AMED)が手がける厚生労働省、文部科学省、経済産業省による連携プロジェクトの実施状況が報告された。「オールジャパンの医薬品創出」は、今年3月までに「相談・シーズ評価」が287件、「有望シーズへの創薬支援」が25件行われ、基礎研究から実用化までの支援が順調に進んでいることが示された。
この日の会合では、計画に盛り込まれたオールジャパンでの医薬品創出や再生医療の実現、ゲノム医療や癌対策など、九つの省庁連携プロジェクトについて、厚労省などが今年3月までの成果を報告した。