政府は24日、閣議で各省庁が予算要求をする際のルールとなる2016年度予算の概算要求基準(シーリング)を了解した。
基準では、「歳出全般にわたり、安倍内閣のこれまでの歳出改革の取り組みを強化し、予算の中身を大胆に重点化する」とし、最大の支出項目である医療・年金などの社会保障関係費の自然増については、厳しい財政事情を踏まえ、今年度の当初予算と比べて6700億円の増額に抑えるよう求めた。15年度予算のシーリングでは、8300億円の増額要求を認めていた。
政府は24日、閣議で各省庁が予算要求をする際のルールとなる2016年度予算の概算要求基準(シーリング)を了解した。
基準では、「歳出全般にわたり、安倍内閣のこれまでの歳出改革の取り組みを強化し、予算の中身を大胆に重点化する」とし、最大の支出項目である医療・年金などの社会保障関係費の自然増については、厳しい財政事情を踏まえ、今年度の当初予算と比べて6700億円の増額に抑えるよう求めた。15年度予算のシーリングでは、8300億円の増額要求を認めていた。