政府の健康・医療戦略推進本部は21日、2016年度の医療分野の研究開発関連予算の配分方針を了承した。予算要求に当たっての重点課題として、医薬品の創出では、日本医療研究開発機構(AMED)を中心とした創薬支援ネットワーク事業の推進、創薬利用のためのiPS細胞バンクの整備、オールジャパンでのシーズ開発などに取り組む方針を示した。
オールジャパンでの医薬品創出では、AMEDの創薬支援戦略部が創薬支援ネットワーク事業を推進し、大学や産業界と連携することで、希少薬等の創薬ターゲットの同定など新薬開発に向けた取り組みを支援するとした。