厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会の専門家会議は7月28日、ファイザーの13価肺炎球菌ワクチン「プレベナー13」について、高齢者への定期接種化を検討するに当たっての論点を示した。既に昨年10月から定期接種化されたMSDの23価肺炎球菌ワクチン「ニューモバックスNP」と比較し、ワクチンの有効性や安全性、費用対効果などを検討していくこととした。
その上で、定期接種で使うワクチンとその使用方法に当たっては、両ワクチンを併用する場合や、どちらか一方を選択して接種するパターンなどを検討し、適切な方法を総合的に判断する方針とした。